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氷菓 【第11話】 感想

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「力」は獰猛なライオンが優しい女性にコントロールされている絵に象徴される。

以下この記事には作品の核心に触れる内容(ネタバレ)が含まれている可能性があります。

【原作既読】
氷菓(1巻相当)愚者のエンドロール(2)クドリャフカの順番(3)遠まわりする雛(4)ふたりの距離の概算(5)
(1)は終了。現在は(2)。
(4)は短編集で一部[やるべきことなら手短に・大罪を犯す・正体見たり]放送済。


氷菓 【2クール】

【01】 【02】 【03】 【04】 【05】 【06】 【07】 【08】 【09】 【10】

【第11話】 「愚者のエンドロール」

脚本 西岡麻衣子
絵コンテ 河浪栄作
演出 河浪栄作
作画監督 引山佳代

アイキャッチ 処暑

07月02日(月) テレビ神奈川(tvk) 25:00

★★★★☆


奉太郎(中村悠一)の推理は摩耶花(茅野愛衣)も評価していますがザイルが出て来なかったことには納得していません。
奉太郎は反論しますが悪足掻きのようでもあり本人も僅かな疑念を持ち始めているようです。


解答に合わせて問題を捻じ曲げるような真似をしたのかと自問自答する奉太郎に里志(阪口大助)が声を掛けます。
本郷の案かそれとも奉太郎の案なのか問い質します。
それでも奉太郎は辛うじて本郷だと答えます。
里志は渋い顔をしています。
正解はわからないけどあれじゃないとは言える・・・
どうやら里志には根拠があるようです。
里志も奉太郎の推理をいいと思っているようですがやはり本郷の案ではないと断言しています。

叙述トリック

文章の見せ方で読者を騙すというものですが奉太郎の推理は映像の見せ方で観客を騙すというやはり叙述トリックの類です。
そして本郷がミステリーの勉強に使ったホームズの中には叙述トリックは存在しないのです。
叙述トリックは極小数の例外を除けば20世紀に入ってクリスティの時代にならないと出て来ないのです。
と言う事はホームズは19世紀なんですね。(笑)
決定的な証拠が出て来ました。
里志も本郷の案としての推理なら認められないのです。
奉太郎の反論も空しいだけです。

止めはえる(佐藤聡美)です。(笑)
奉太郎には反論する元気もなく観念したようです。
えるが気になっていたことは映画の結末ではなく本郷自身だったようです。
更に入須(ゆかな)が何故本郷の親しい人間からトリックを聞いて貰うことをしなかったのか。
本郷の容態がそれすら出来ない重篤なものであったとしたら親友である江波倉子(悠木碧)の平然と案内役を務めた態度が解せないと言うのです。
えるは本郷が誰にもトリックを話さなかったのではないかと考えているようです。
本郷が考えた結末が奉太郎の推理通りであるのなら自信を持って話していたのではないかと言います。
つまりそうではなかったから言えなかった。
だとするなら本郷を追詰めたものが何であるかえるは知りたかったのです。
奉太郎はえるが本郷自身に思いを寄せている時に自分は脚本を単なる文章問題として見ていたのではないかと落ち込んでいます。
脚本に本郷の気持が込められているなどと考えもしなかったのです。
三人三様のアプローチでしかも個別に伝えると言う気遣いがまたいいのですが寧ろその優しさが余計辛いところですね。

奉太郎は脚本家を引き受けた訳でもなく見事に推理を間違った大した「探偵役」だと自嘲気味ですがどこで間違ったのかを考えます。
しかし考えは纏まらず省エネではないと自らを納得させようとしますが釈然としないようです。
その時本棚に視線が止まり本でも読んで気晴らしにと手に取ったのが「神秘のタロット」と言う本でした。
どうやら姉・供恵(雪野五月)のもののようです。
前に里志が古典部員達をタロットに擬えていましたが割りといい線行ってるようです。
ただ奉太郎は「力」でしたが全く合致していません。
「力」は獰「猛なライオンが優しい女性にコントロールされている絵に象徴される。
絵柄の方でした。(笑)
反発をしてみますが本人も納得です。(爆)
里志は見方を変えて擬えていた訳ですがそれに気付いた奉太郎は考えが浮かんだようです。

奉太郎は入須を待ち伏せします。
打ち上げの誘いも断って話があると対決姿勢です。
例の"お茶"の店で話を始めます。
奉太郎は入須が言った奉太郎が持っていると言う技術とは何かを尋ねます。
推理だと言う入須の言葉を遮って探偵ではなく推理作家だったのではないかと問い詰めています。
ヒントは?
あっさり口を割っています。
ホームズだと言う奉太郎は本郷の小説に挟まっていたメモを取り出します。
作品タイトルの上に印が付けてあるものです。
◎登場人物が生きている
×死ぬ話
奉太郎の解釈では本郷はトリックに眼中なくハッピーエンドを好み人が死ぬ話を嫌っていたのだろうというものです。
それを裏付けたのは血糊の少なさにアンケート結果です。
アンケートは死者数をどうするかというもので沢木口(伊瀬茉莉也)がえるに貸した議事録のものです。
入須はそんなものを手に入れていたことに驚いています。
まぁ偶然の産物ですが。(笑)
死者数百人以上1票が有効票で無効票が1票あります。
無効票は死者数0ではないかと入須は言います。
奉太郎はその無効票こそ本郷の入れたものだろうと言います。
本郷の脚本では死者が出ない事になっていた筈だと推測しています。
ところが本郷が参加していない撮影ではクラスメイトが暴走とアドリブを繰り返していました。
脚本では海藤(小西克幸)が死んだとは書かれていないにもかかわらず良く出来た小道具の切断された腕からどう見ても死んでいます。
そして奉太郎の妄想タイムです。

撮影されたものは脚本と違う内容となっていたが気弱で真面目な本郷にはそれを撮り直せとは言えずアンケート結果を無視した後ろめたさもあった。
そこで入須がこのままでは本郷が悪者になってしまう為に本郷を病気にして脚本を未完成にした。
クラスメイトを集めて推理大会を開いたが実際はシナリオコンテストだった。
結果は芳しいものではなく古典部までも巻き込むことになったが誰もが創作していることに気付かなかった。
入須に依って見方を変えられていたから。
結果奉太郎の創作物は本郷の脚本に変わり本郷も傷付かずに済む。

「違いますか」という奉太郎に「さっきから違うとは言っていない」と入須は動じることもありません。
まぁ全てが終り映画が完成した今となっては否定する必要もありませんが女帝怖いです。
奉太郎は「能力のある人間の無自覚は能力のない人間には辛辣だ」という入須の言葉に対しても冗談だろうと噛み付きます。
能力のない人間の気持など気にしないし結論を見ているだけだと言葉を続けますが入須は

それが何か?

開き直りやがった。(爆)
そして奉太郎に対して技術があると言ったのも単に本郷の為だけだったのかと確認しています。
誰でも自覚するべきだという言葉も嘘だったのか?!
これが一番聞きたかったんですね。(笑)
暫しの沈黙の後入須は心からの言葉ではないしそれを嘘と呼ぶのは奉太郎の自由だと答えます。
何て恐ろしい娘。(笑)
見事な完敗ですがこれこそが策を弄し奉太郎をその気にさせた入須が女帝と呼ばれる所以でもあり流石だとさえ思えます。
それを聞いて安心したという奉太郎ですが落胆しているようでもあります。
持ち上げられてまんまと掌で踊らされ自分を過信し安易な結論を出してしまったことを恥じている一方で認められていなかった真実?のようなものを突き付けられた失望感もあるようです。
省エネが信条であるならそもそもやるべき必要性もなかった筈ですし他人の評価を気にするのも時間の無駄です。
少なくとも入須の期待に応えた訳ですから過程を気にする必要もありませんしやるべきことでもありません。
それでも割り切れず過程を気にする奉太郎自身の変化というのは驚きです。
その大いなる変化を齎したのが古典部でありえるだとするならば浮かれてその期待に応えられなかったことが実は一番奉太郎が堪えていて恥じている部分なのかもしれませんし怒りの矛先だったのかも知れません。

と意外な真相でしたが奉太郎にとっては苦々しいものであったとしても実りがなかった訳でもありませんしえるにいいところを見せられず(笑)不本意だったのかもしれませんがいい話だったなー。

と思ったら三転です。(爆)
入須の思惑と言うのは更に奉太郎の及ばないところにあったようです。

本当に何て恐ろしい娘。(爆)

結局映画を成功させる立場上本郷の脚本を却下する為の策だったのですね。
しかも本郷を傷付けることなく。
手段を選ばない非情さを感じる一方で最終的には本郷の望む形にクラスメイト達の満足に繋がった訳ですから優しさと言ってもいいのかも知れません。
となるとクラスメイトの暴走すら意のままだったのかとさえ思ってしまいますが流石に・・・。
何れにしても真相は闇ですがまぁ与えられた材料を的確に調理した上に本音の部分は明らかにしない有能な女帝であったのは確かでしょう。
踊らされていた奉太郎も恥じる必要はありません。
誰も傷付くことなく終ったのですし奉太郎がそうだったとしても有益なものだったでしょう。
そもそも何でもお見通しの"あの人"にも踊らされていたようなものですから何時ものことでしょう。(笑)

古典部の部室には"らしくない"奉太郎とえるが居ます。
奉太郎は本郷のトリックについて話します。
犯人は鴻巣(茅原実里)。
二階からザイルを使って隣の部屋の窓から一階へ侵入。
死なない程度に海藤を刺し再びザイルで二階へ。
七人目は誰かと言えばナレーター。
何故海藤は密室に倒れていたのかは自らが部屋に入り鍵を掛けた。
普通犯人の追撃を防ぐのが目的と考えられるが多分違う。
そこまで聞いてえるが本郷の気持が少し分ったような気がすると言います。
何らかの事情で鴻巣は海藤を刺した後理由を聞いた海藤は鴻巣を庇ったのではないかと。
怪我については密室にはガラスの破片が散乱していたためそれで言い訳が出来るが何らかの事情は本郷にしかわからない。
えるは本郷がどう描こうとしていたのか気になるようですがそれは本人が語らない限り明らかにはなりませんし語ることもないでしょう。

奉太郎はえるが探偵役(脚本家)全員の説に納得していなかったことから今回の一件で何かを知っていたのではないかと尋ねます。
いつものえるらしくないと。
わたしと本郷さんが似ていたからかも知れません
実はえるも人が亡くなる話が嫌いだったようです。

二転三転という結末でした。
入須の本心の部分は本郷の脚本の真意同様本人が明らかにしない限り闇の中ですが地球の裏側の"あの人"だけは多分最初から入須の真意に気付いていたようですから実は女帝すら操る凄い人です。(笑)
入須にしても葛藤はあるようですがそれを見せることなく自分の立場を全うしていましたしこれもまた才能ということなんでしょう。
奉太郎にとっても実り多きものだったのではないかと思います。



L(^^).O(^^).V(^^).E(^^)
うんたん♪てへぺろ(・ω<)

017ae940Loving You
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